IESEにおける自己成長のあり方

Class of 2015の富士です。外側からは中々見えないIESEにおけるMBA生活について少しでもお伝え出来たらということで、日々の生活から校内イベント・就職活動に至るまで、自分達の代ではblogで少しずつ発信していきたいと思います。

 

今回のテーマとしては、日々の学校生活の中で考えたこと・感じたことということで、自身が感じた「IESEにおける自己成長のあり方」について書かせて頂きます。

1年生として過ごす生活もあと2週間余りになってしまいました。今思えば、あっという間に過ぎた1年間でしたが、よくよく思い出してみるとタスクも多く、結構大変なことも多かったです。タスクが多いとただこなすだけになりがちに見えますが、実際はしっかりと必要なポイントを見極め、自己成長することが出来たと実感しています。その理由は、IESEの仕組みにあったと感じています。

 

自分が感じたIESEにおける自己成長のための3ステップ

 

①IESEからの機会の提供(100%を優に超えるタスク・新たなことを知る機会)

ご存知かもしれませんが、IESEという学校は他校に比べ学生に多くのタスクを課すことで有名です。1年生のうちは、ケースメソッドを使用した授業が毎日きっちり3コマずつあり、またクラスパティシペーションを重んじるため、日々の予習・復習は重要になります。加えて、グループワーク、充実した就職・クラブイベント、ケースコンペティションなど、学生が一日で処理できるキャパを優に超えるようなタスクを放り込んできます。

一方で色々なものに触れる絶好の機会です。ただ理論を学ぶのではなく実際各企業で起こったことをベースにしたケース、それをトップクラス教授陣がタクトを振るいクラス全体を巻き込んで進んでいく授業、名だたる世界の大企業が挙ってリクルートしに来る就活イベント、一つのテーマについて多国籍なメンバーと挑むケースコンペなど、IESE側が用意してくれる題材はどれもクオリティが高いものばかりです。

 

②機会享受と自身についての発見(自分自身についての気付き)

学生は日々それらのタスクを消化していきます。人によっては最初のうち時に深夜までタスクに追われ、他のグループメンバーと喧嘩になる手前くらいまでの激しい議論し、休日はケースコンペの準備に追われといったこともあるようですが、その中で日々新たな発見があります。今まで全く興味がなかった科目に目覚める、自分の弱点を痛感する、など多くの気付きを与えてくれます。

 

③セルフマネジメント(選択と集中、ネクストレベルへ)

気付きの中で、学生はセルフマネジメントを求められます。どんなに頑張ってもキャパシティ100%は超えられないため、最低限必要なタスクをこなした後残っているリソースはどれだけあるか、それをどの能力を伸ばすのに使うかについて、ぎりぎりの状態で究極の判断を迫られます。優先順位をつけ、必要なタスクを見極めたうえで注力して力を伸ばすといった具合です。

一見非効率で大変そうに見えますが、これらの選択と集中は日々の学校生活の中での明確な気付きに基づいており、思い込みでは無い本当に必要で興味があるものに対して力を注ぐことが出来るため、短期の中でも地に足の着いた成長が出来ます。

 

多くの人に当てはまることだと思いますが、興味や必要性があるものに対する学びはとても大きいと思います。IESEのプログラムは、しっかりと学びの幅を持たせながらも、最終的には学生興味を持たせ、学生側は極限の状態ながらも、しっかり興味や必要性を見極め、意識して成長できるように組まれています。もちろん危険性もはらんでいて、意識できないとただ日々のタスクをこなすだけになってしまいますが、うまく利用することが出来れば、すごく自己成長につながるプログラムになっています。

 

かくなる自分の場合ですが、入って間もないころ、特に戦略やリーダーシップ(の中でも特に数字を使わないふわっとしたテーマ)のグループワークで発言できないということがよくありました。内容的にはたいしたことはなく、むしろ日本語であればいくらでもチームを引っ張って価値が出せるようなものであっても、話の流れの速さ、言い回し、タイミングといったところで全く入っていけず、悔しい思いをよくしました。自身にとってはコミュニケーション・ジェネラルマネジメントが弱みでした。その時の気付きをベースに、普段のグループワークにより力を注いだり、普通は多くても1つか2つしか参加しないケースコンペティションに4つも参加し、休日も返上して多国籍のメンバーを議論しつくしたりと自身の成長の機会を創出していきました。結果、ケースコンペティションは2つ勝つことが出来、また最終的に海外での戦略部門におけるサマーインターンを勝ち取ることも出来ました。もちろん、まだ課題も多く成長の過程にありますが、IESEであれば残り1年もさらなる成長が望めると確信しています。

 

以上Class of 2015の最初としては少し堅い内容になってしまいましたが、実際特に今の時期は休日ビーチに行ったり、夜バーめぐりをしたりとバルセロナならではの時間を楽しめます。最大限に休日を楽しむ環境があるため、平日自分がやりたいことに打ち込めるのかもしれません。

 

Class of 2015 富士宗一郎