IESEへの交換留学体験記 (2)

前回に引き続き、秋学期に交換留学に来ていたOさんのIESE体験記です。

IESEは広い交換留学ネットワークを持っていますので、最終的に別のビジネススクールを選ばれたという方も、交換留学にてIESE・バルセロナで学ぶチャンスはまだあります!IESE在校生一同、お待ちしています。

 

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 私は、学生のダイバーシティが豊かである点や授業のラインナップに惹かれて、日本のビジネススクールからIESEに交換留学しました。期待通りのダイバーシティの中で、当初はグループワークなどの場面でコミュニケーションがうまくいかないこともありましたが、結論から伝えることや重要な点をリピートする等、伝え方を工夫することで改善していきました。考え方のフレームやグループワークの進め方などにおいては、日本のMBA1年目で学んだ知識や経験が役立つ場面も多かったように思います。ただ、真に多様なバックグラウンドの方と英語で議論し、共に切磋琢磨する経験はIESEだからこそ得られるものだと実感しました。

 

 ここからは、日本でのMBA生活との違いについて感じたことを書きます。


①:クラスでの議論のスピードが速い

日本では、授業が1コマ90分(IESEでは75分)と長いこともありますが、クラスの知識レベル合わせの為、本題の議論に入る前にケース内容のおさらいをする時間があります。また、発言と発言の間に少しの「間」があります。この2点がIESEでは違います。ケースのおさらいはほとんどなく、本題からスタートすることが多いですし、発言者の横で別の学生が挙手しているので、間髪いれずに議論が進行していきます。このスピード感が大変刺激的で、毎授業あっという間に75分のクラスが終わってしまうように感じておりました。

 

②:2年目でもワークロードが重い

(要求単位数そのものが多く、各授業グループワークも多い。クラスもほぼ全てケースなので予習が日々自転車操業。)

日本のビジネススクールでは、2年目は1年目と比べるとかなり自由な時間が増えますので、正直間違ったところに来てしまったと最初は思いました。しかし怠け者な自分にはこのぐらいの環境がちょうど良いと考え直しました。結果、期待以上のリターンを得られたと感じています。

 

③:とはいえ、旅行も忙しい

バルセロナはVueling(LCC系航空会社)の拠点で航空券も安いですし、そもそもヨーロッパは地続きで旅に最適な環境です。どんなに勉強が忙しくても、このチャンスをみすみす逃すわけにはいきません。 私もスペイン国内はもちろん、イギリス、ドイツ、フランス、スウェーデン、モロッコと、バックパックにケースを詰め込んでたくさん旅行しました。

  

④:他キャンパスでのインテンシブクラス

学期が始まる前に「インテンシブクラス」と言われる、IESEがキャンパスを持つスペイン以外の国で2週間2単位分の授業が行なわれており、このクラスを履修することで授業の負荷を分散することができます。私はニューヨークキャンパスで8月の終わりからインテンシブクラスを受講しました。ニューヨークでは、マンハッタンの中心部というキャンパスの地の利を活かしたゲストスピーカーを招いた授業や、NASDAQやQirky(特徴のあるプラットフォーム型ビジネスモデルで現在成長中のスタートアップ)などの企業を訪問するチャンスがあり、貴重な経験をさせていただきました。

<IESE New York Campus>

 

⑤:課外活動が盛ん

毎週木曜のBar of the week(BOW)に加え、たくさんのキャンパスグループがあり、日々何かしらのイベントごとが行なわれています。日本でも飲み会や課外活動はありますが、IESEのようなコミュニケーションのプラットフォームがないので、オープンなイベント感が弱いです。IESEには誰でも参加できるグループが沢山あり、飽きることも寂しさを感じることもなく、まさにStudy hard, play harderであっという間の4ヶ月間でした。


<IESE Bar of the Week: 今週はBar Crawlが開催されました>